母乳にデメリットはあるの?


母乳のデメリット!?赤ちゃんが一生懸命ママのおっぱいを飲んでいる姿というのは、本当にほほえましく、ママにとっても、赤ちゃんにとっても幸せな時間です。そばにいる人の気持ちまで優しくなりますね。赤ちゃんを産む事で、自然と母乳が出るようになる…人の体の仕組みの不思議を改めて感じます。


母乳のメリット

母乳のメリットについては、挙げればきりがないほどたくさんあります。免疫物質がたくさん含まれているので、赤ちゃんが病気にかかりにくくなります。栄養のバランスが優れており、人工のミルクに比べて、胃や腸に負担なく早く消化する事が出来ます。

ママの側から考えてみると、道具を必要としないので、いつでも赤ちゃんがお乳を必要な時に飲ませてあげられますし、費用もかからず、お産の後のママの体の回復も早めてくれます。また、乳がんになる確率が5%ほど下がるとも言われています。

そして、母乳を飲ませてあげる時間は、ママと赤ちゃんのかけがえのないスキンシップの時間でもあるのです。そのスキンシップのお陰で赤ちゃんはもとより、産後、不安定になりがちなママの気持ちも穏やかに安定させてくれます。


母乳のデメリット!?

このところ、ビタミンDの欠乏による乳幼児の「低カルシウム血症」や「くる病」が増えている…という報告がなされています。「低カルシウム血症」とは聞きなれない病名ですが、ビタミンDの不足が原因で、けいれんを引き起こしたり、頭蓋骨の軟化などの症状が現れる病気で、「くる病」は、O脚や低身長などが大きな特徴を言われています。

いろいろ複合的な要因はあるのですが、その原因の一つが母乳栄養の過度の推奨とも考えられています。母乳には、前述したように、良いところが数え切れないほどあります。かけがえの無い栄養です。しかし、ビタミンDの含有率が、人工ミルクに比べ圧倒的に少ない…という事が指摘されています。

通常であれば、あまり問題はなかったりするのですが、このところの放射線を過度に心配したママがあまり屋外に赤ちゃんを出さなかったりすることで、本来日光を浴びることにより、皮膚でも作られるはずのビタミンDが生成されず、結果的に、母乳のみでは不足しがちなビタミンDを補えない状態になってしまうのです。

その他、母乳育児の場合はのデメリットとしては、ママの体調が悪くても、薬を飲むとその成分が母乳に出てしまう為薬が飲めない…とか、中には、上手く母乳が出ない為にママ自身が辛くなり、精神的に追い詰められたりするケースも出てきているようです。早い職場復帰を望む場合も、母乳だけで育児をするのには無理が出てきます。


母乳と人工ミルクのバランスを…

母乳には、間違いなく赤ちゃんにとって必要な栄養素が沢山含まれています。初めから簡単に人工ミルクを選択するというのは、決しておススメ出来るものではありません。まずは母乳育児、頑張ってみましょう。その上で、母乳だけでは不足しがちなものを補ったり、それぞれの生活でどういう育児を進めるのがベストなのかを(母乳だけで育てるのか、人工ミルクも取り入れた混合栄養にするのか、人工ミルクだけにスライドしていくのか)しっかり考えていくことが、ママにとっても赤ちゃんにとっても必要なのでしょう。