妊娠したら、お酒を飲んでは駄目なの?


妊婦の飲酒一日の終わりに、仲間やパートナーと「ちょっと一杯」とお酒を酌み交わす女性の数は増えています。一仕事終わった後のアルコールは、緊張を解きほぐし、気持ちをリラックスさせてくれますし、食事にあったお酒は、その一皿を一層美味しくしてくれるもの。大人ならではの楽しみの一つですね。でも、妊娠したとわかったら…、妊活を始めたら、お酒はどうしますか?

妊娠と飲酒についての医学的ガイドライン:英リーズ大学の発表:医学誌「Journal of Epidemiology & Community Health」(電子版)

これまで、英国のガイドラインでは、妊娠中の飲酒として、1週間にビールなら1本弱、日本酒なら3分の2合、ワインなら170mlを上限に定めていましたが、基準内の飲酒をしていても、妊娠初期(15週まで)の飲酒は胎内発育遅延や、早産の危険性が高まると研究結果が報告されました。
基準となっているアルコールの量の少なさに改めて驚きます。

妊娠中の飲酒の赤ちゃんへの影響

ママが飲酒をした場合、胎盤を通じてそのアルコールが赤ちゃんにも届いてしまいます。その結果、胎内発育遅延や早産に加え、「胎児性アルコール症候群(FAS)」と呼ばれる症状を引き起こす危険性が高まってしまうという事も知られています。「胎児性アルコール症候群」の症状としては、学習・記憶・注意力などの低下、発育の遅れ、顔の特徴として、目が小さくなる・唇が薄くなるなどが挙げられています。飲酒イコール胎児の異常ではありませんが、そのリスクを避けるためには、飲酒を控える事が大事になってきます。

妊娠したと気づいたら…飲酒はどうする?

妊娠がわかったら(できれば、妊娠を計画し始めたら)、お酒は我慢した方がよい…というのが結論です。お酒が大好きなのに、私にできるかしら??と不安に思う人もいると思いますが、毎日のように飲んでいた人でも、ママになる…という自覚と共に、妊娠初期のつわりなどの体調の変化によって「自然と飲みたくなくなって、簡単に止められた…。」ということが多いようです。

妊娠中の飲酒:パートナーの協力が不可欠

妊産婦の方に、「誰と一緒にお酒を飲みますか?」という質問をすると、その答えとして圧倒的に多いのが、「夫・パートナー」です。赤ちゃんは、お腹にいる時から、二人で育てていくもの。お酒を二人で楽しむのは、もう少し先まで待ちましょう。赤ちゃんが誕生しての「カンパーイ!」もちょっと待って。ママには、赤ちゃんへの授乳という大切なお仕事が待っていますからね。

妊娠に気付かずうっかり飲んでしまっていた…。なんていう事はあると思います。そういった場合は、その時から飲むのを控えればよいのです。遅すぎる事はありません。

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