母子手帳とは? 母子手帳を活用すべき6つの理由とは?


母子手帳を活用妊娠したら、母子手帳を交付してもらうのは当たり前…と思って人が多いと思いますが、世界的にみると母子の健康管理のために母子手帳を使用している国は、そう多い訳ではありません。日本の母子手帳は今から約70年ほど前に初めて作られ、10年ごとに改正が行われ、工夫が重ねられてきています。母子手帳の利用が始まってから、乳児死亡率が激減しており、日本の母子手帳を参考に母子手帳を開発する国も増えています。


母子手帳の活用:内容

母子手帳にはどんな事を記録していくのでしょう?母子手帳は、厚生労働省の定める「母子健康法」に基づいて作成されているもので、全国どの市区町村でも統一されているページと、それぞれの市区町村が、地域の事情にあったように工夫し、独自に作成しているページの二つの部分で構成されています。母子の健康管理にとって欠かすことのできない項目が全国統一となっているわけですが、その項目とは…

  •     保護者・出生届証明
  •     妊婦の健康状態
  •     妊娠中の経過
  •     出産の状態と産後の経過
  •     母親学級受講記録
  •     6歳までの健康診断記録
  •     乳幼児身体発達曲線
  •     予防接種の記録 などとなっています。

始めてママになる女性にとって、非常に心強いサポートとなります。


母子手帳の活用:いつ?どこで?もらえるの??

母子手帳はいつでも交付してもらえますが、妊娠中の経過などを早い段階から記録するためにも、妊娠が確定した時点(8週~12週くらい)で、申請するようにしましょう。

交付場所は、各市区町村の役所または、保健所となります。申請の方法は様々で、病院で出される「妊娠届書」や、健康保険証・印鑑等などが必要な場合とそうでない場合がありあらかじめ最寄りの役所に問い合わせる方が安心でしょう。
赤ちゃん一人に対して、1冊の交付。双子の場合は、2冊となります。失くした場合は再発行もしてくれます。


母子手帳の活用:メリット

母子手帳を交付申請すると、一緒に健診が無料になる妊婦健康診査の受診表や、妊婦訪問指導のお知らせ、母親学級・離乳食講習会の案内等、妊婦にとって役に立つ行政サービスについての情報も一緒にもらえる事が多いようですので、積極的に上手く活用したいものです。

また、母子手帳は、妊婦の健康状態やと赤ちゃんの成長についての記録帳としてとても優れています。

  1. 母子手帳の流れに従って記録していくことで、妊娠期から出産に至る妊婦の健康状態や、乳幼児の健康状態を1冊にまとめ、観察・管理できる
  2. 違う場所で病院にかかった場合でもこれまでの状況を過不足なく簡単に医師に伝える事が出来る。
  3. 乳幼児の成長のおおよその目安を知ることができる
  4. 予防注射の接種状況を記録する事で、接種のし忘れや二重接種等を防ぐ事ができる
  5. 保健指導や保健相談を受ける際に、乳幼児の状況を簡単に伝える事が出来るため、円滑なコミュニケーションが期待できる
  6. 乳幼児を育てていく際の健康に対する基本的な情報を提供してくれる


母子手帳の活用:母子手帳を受け取ったら…

きちんと記録を続けることで、母子手帳の意義はどんどん深まって行きます。折々に、ママやパパのコメント等も書いておくと、子供が大きくなって、後で見返した時、立派な「成長の記録」として、かけがえの無いものになっていくことっでしょう。最近では、可愛い母子手帳カバーや、立派なレザーできたカバーなども市販されています。お裁縫の好きな方の中には、ご自分で作られる方もいるようですね。

妊娠中は外出の時も出来るだけ持参するようにしましょう。急に産気づく、具合が悪くなる…などのアクシデントの場合にも、これまでの経過が一目でわかるため、迅速かつ適切な治療を受ける事ができます。