マタ旅がいい思い出になりますように…マタニティー旅


「マタタビ」という言葉をご存知でしょうか?猫が嗅ぐとメロメロになる植物?それとも諸国を股にかけて旅する三度笠姿のアレ…?いえいえ…。

マタ旅 一緒に実は、マタタビ→マタ旅→マタニティー旅…つまり、妊婦さんが行う旅行の事で、その安全性を巡って、いろいろ賛否の分かれるところとなっています

 

妊娠中の旅行:マタ旅

マタ旅…とい言葉は、動きづらい妊娠中にも気軽に旅に出かけてほしい、と考える旅行会社サイドが考えた言葉のようですが、つわりの苦しい時期がなんとか終わった妊婦さんにとっては、魅力的な響きですね。出産後の忙しい日々の事を考えたり、初産の場合等、特にパートナーと二人っきりで出かけられる最後のチャンスかもしれない…と思うと、「今のうちに」旅行に出かけたい…と思う気持ちもよくわかります。

テレビや雑誌などでもマタ旅の特集を組んだり、ホテルや旅館等も、妊婦さん向けの特別なプランを用意しているところもあるようで、反響も大きいようです。例えば、入浴中、お腹の大きな姿を他の人に見られたくない…という妊婦さんの為に、お風呂を貸し切りにしたり、栄養価の高い特別な食事を提供したり、椅子や、布団に工夫を凝らし、おなかに負担をかけず、より快適にすごしてもらう…など、ママになる前のひと時をくつろいで過ごしてもらうよう、細やかな気配りの行き届いた特別プランでおもてなしをしてくれるところもあるようです。

妊娠中の旅行:可能な時期は?

どの時期であれば絶対安全ということありません。が、つわりもおさまり、所謂「安定期」と言われる時期で、検診結果に異常が見られなければ、旅行にでかけても、基本的には、問題ないと言われています。妊娠5か月~7か月位の期間がそれにあたります。まだあまりお腹も大きくなっておらず、比較的動きやすいこの時期であれば、長時間の旅行でなければ、むしろ精神的に、リラックスし、よい気分転換になるかもしれません。

妊娠中の旅行:飛行機の使用について

飛行機の搭乗については、日系航空会社の場合、予定日から28日以内の場合、お医者様の診断書を必要となり、35週前後からは、搭乗する事を断られるケースも出てくるので気をつけなければなりません。里帰り出産の場合等にも、交通手段に飛行機を使う事もあるかと思いますが、早めの帰省を計画した方がよさそうです。

飛行機に関しては、目的地までかかる時間を大幅に短縮できるメリットは大きいですが、通常の旅行の疲れに加え、気圧や酸素濃度の低下が母体に影響を与える事があるので、慎重に考えることが必要です。

妊娠中の温泉旅行

かつては「妊娠中(特に初期・後期)は温泉に入らないように…」との注意書きが掲示されていましたが、医学的根拠はなく、特に妊娠中の女性の温泉入浴を制限するものはない…という事がわかってきました。ただし、熱いお湯への長湯は避けたり、階段の上りおり等は手すりをもって。体に負担を書けない、転ばないなど、自分の体への気遣いは、いつも以上に必要です。

妊娠中の旅行がいい思い出になりますように。

旅先で、何かトラブルがあった場合は、せっかくの旅行も辛いモノになってしまいます。実際、旅先で、産科に搬送される妊婦の方もあり、早産や流産に繋がってしまったケースも報告されています。
自己責任で…というのは簡単ですが、ママにとって、赤ちゃんの命も守るという仕事が、もう始まっています。

日常生活を少し離れることで、ストレス発散や、気分転換が出来るという大きなメリットが旅にはあります。でも妊娠中、体は、自分が思っている以上にとデリケートで。ちょっとした環境変化や疲れが母体にとって大きな負担となります。

旅に出かける前には、まず、検診を。そして、万全の体調のもと、無理なスケジュールは立てず、体の安全を第一に考えましょう。お腹の中の赤ちゃんと一緒に出かけるつもりで、ゆったり・のんびり旅を楽しんでほしいと思います。いい思い出になりますように。