焦らず頑張って!更年期の妊娠と出産


更年期の妊娠と出産晩婚化が進み、出産年齢が高齢化をしています。不妊治療を継続した結果、更年期が間近に迫ってきて、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?今回は更年期の妊娠、出産について纏めてみました。

更年期とは

更年期は、個人差はありますが、一般的には女性が45~55歳くらいの時期を指します。閉経する前後の時期で肉体的にも精神的にも変化が起きるデリケートな時期とも言えます。平均的な閉経年齢は50歳で、更年期は、閉経後の新しい人性を送っていくための準備期間と捉えることができます。更年期の症状としては、肩こり、腰痛、疲れやすい、冷え、イライラ、くよくよ、頭痛などが見られますが、事前に準備しておくと体も新しいバランスを取りやすいでしょう。

更年期の出産のリスク

閉経すると、妊娠・出産することができなくなるわけですから、不妊治療を長期間受けている更年期にさしかかった女性にとっては焦りを一番感じる時です。運良く妊娠したとしても、更年期の妊娠は、流産・早産・死産の確率が高く、また妊娠高血圧症などのリスクが高いと言われており、無事に出産に至るまで気が抜けません。あらかじめ、更年期の妊娠についてリスクと予防法を知り、無事に妊娠・出産を乗り切りたいものです。

更年期の出産 帝王切開の確率が高まる

更年期の妊娠で出産する場合は、帝王切開になることが多いと言われています。更年期での出産は、不妊治療を受けて子宮節腫などの手術が行われていることが多く、自然分娩で起こりうる子宮破裂などを防ぐためです。自然分娩を望むケースも少なからずあるようですが、起こりうるリスクを事前に確認して担当医とよく相談しながら対処法を決めるのが良いでしょう。いずれにせよ、最も大切なことは母子共に健康でいられることです。

更年期の出産 遺伝子異常のリスクと検査方法

また、更年期の妊娠は、遺伝子の異常が発生しやすいというリスクもあります。例えば、染色体の異常の確率が上がり、ダウン症の子どもが生まれるケースが少なくありません。ダウン症が発生する確率は、女性が20歳の場合は1500人に1人、40歳の場合は100人に1人、45歳の場合は30人に1人と年齢と共に増加するという統計もあります。更年期の妊娠のリスクが高いと言われる所以でもあります。

現在は、超音波検査という痛みのない検査方法も確立されています。また、妊娠の初期段階から、胎児や子宮内の状況を確認する絨毛検査、羊水検査、クアトロテストなどを受けることが出来ます。更年期の妊娠なら特に、些細なことでも、医師と相談しながら進めていくことは大切ですので、時期に応じた診察は必ず受けておきましょう。

更年期の妊娠の為に

それから、更年期の妊娠を乗り切るためには、普段の生活においても、健康的な食生活、適度な運動、十分な睡眠、ストレスを溜め込まないことを心がけましょう。母体が肉体的にも精神的にも健康でいることは、元気な赤ちゃんが生まれるために最も大切なことです。