貴方は卵活しますか?しませんか?


卵活する?晩婚化が進み、卵子の老化による不妊が、多く記事として取り上げられるようになりました。また、「妊活」は、今やブームと言えるくらい、ポピュラーな言葉になっています。そんな中、「卵活」が新たなトレンドになりつつあります。今日は、この「卵活」について、取り上げます。

卵活とは

卵活とは、仕事に打ち込んでいる間に、「妊娠適齢期」を逃してしまい、産みたい時に産めなくなるリスクを見越して、予め若いうちに卵子を採取し凍結保存し、産みたい時に解凍して妊娠しようという動きのことです。

卵子凍結とは?

本来は体外受精のときに採卵したが、未使用に終わった卵子を次回の使用の為に凍結して保存する事を意味していましたが、最近は、上述卵活目的の為の技術として注目を浴びています。

卵活肯定の考え

仕事のクオリティを挙げる20代後半から30代前半は、妊娠に最も適した時期にも重なります。そういった意味で、女性の社会進出を支える考え方として、卵活を肯定的に捉える人もいます。

卵活すれば安心か?

では、若いうちに卵子凍結を行い、保存しておけば、本当に安心なのでしょうか?
未受精卵子は、解凍した時に、壊れる率も高く、卵子を凍結しておけば、必ず将来使えるというものではありません。また体外受精の成功率は、平均で1~2割ですので、卵子を凍結しておけば、必ず妊娠をするわけもありません。
また、妊娠は卵子だけ若ければ良いというわけではなく、子宮、血管等が、健康に機能をしている必要がありますので、母体が高齢化により、妊娠に耐えらられるかという問題の解決策にはなりません。
また、そもそもパートナーが見つからなければ、どうしようもありません。最近の調査によると、35才以上の未婚独身女性が以後結婚できる可能性が1%、40歳以上になるともっと確率は低くなるようです。
卵活目的で現在まで凍結された卵子についても、使用率は極めて低いと言われています。

卵活は「保険」になるのか?

「卵活は、将来の為の保険」という声も20代~30代女性の中にはあるようですが、卵子の保管料は、1~2万円/個・年なので、20個保存すると年間20~40万円の負担になりますが、それは、「保険」が保証するものと見合う費用なのでしょうか?

生殖技術の進歩によって可能になった「卵活」。あなたは、「卵活」しますか、しませんか?