妊娠・出産に男性は、どう向き合えばいいと思いますか?


妊娠・出産と男性妊娠すると、月経がとまり、しばらくするとつわりも始まり…と女性の体には明らかな変化が起こります。しばらくするとお腹もだんだん大きくなり、胎動も始まり…自分のおなかの中に、新しい命が宿っている事を実感として感じる事が出来るようになります。体は重くなって動きづらくなってきますが、まだ見ぬ赤ちゃんに日々いとおしさを感じるようにもなってきます。

妊娠期間の10カ月をかけて、女性は母親としての自覚が自然と芽生え、母性が育ってくるのです。一方男性はどうでしょう。


女性が妊娠した時、夫は…

体に明らかな変化が起こる女性とはちがって、「父親になるという事は頭では理解しているけれど、なかなか実感がない…」というのが多くの男性の本音のようです。その為、特に妊娠初期においては、まだ外見上、大きな変化のない妻に対しての理解や、共感が不足する事で、夫婦の関係がぎくしゃくしてしまう事は少なくありません。

実際妊娠した女性が一番精神的に不安定になりやすいのもこの時期。いらいらしたり、不安になったり。夫の自覚の不足が影響している事も否めないでしょう。夫に「私の辛さをちゃんと理解して…。」といっても中々共感してもらいにくいもの。どうすれば、同じスタートラインにたてるでしょうか。


妊娠初期~中期:夫と一緒に

「妊娠のつらさを、理解して…」「体がしんどいから、これをやって…」とお願いばかりでは、夫も「わかっていはいるけど、僕も仕事忙しいし…」と、気持ちのすれ違いになりがちです。『一緒に』をキーワードに、共にいろんな事をしてみるのは、二人の距離を縮めてくれるとてもいい方法の一つです。

例えば…、一緒に赤ちゃんの名前を考えてみたり、どこで出産するのか、どんな出産にするのか…などを具体的に話し合う…というもよいかと思います。二人で、赤ちゃんの事について、時間をかけていろいろ考え話すことで、実際に赤ちゃんがお腹のなかで育っていて、誕生までのカウントダウンが始まっている…という事を、男性も具体的なイメージとして捉える事ができるようになります。そして、それがこれから出産という大仕事をひかえているパートナーへの思いやりや配慮につながってくるでしょう。

女性の体調が安定してきたら、一緒に、赤ちゃん用品の買い物に出かける、両親学級を受講してみる、一緒にお出かけをする…など、一緒に外出するのも、リフレッシュ効果もありとてもよいですね。


妊娠後期~出産:夫の役割

出産後、しばらくは二人でお出かけする事もできなくなります。体調が許せば一緒に食事に出かけたりするのもよいかもしれません。また、近づいてくる出産に向けて、バースプランを考えたり、入院準備をしたり、また赤ちゃんとママが病院から戻ってきてスムーズに新しい生活を始められるような準備も、ふたりで話し合いながら進めておきましょう。

そして、予定日が近くなったら、とにかくいつでも連絡が取れるようにしておきましょう。パートナーにすぐ連絡出来る…と言うことは、とても大きな安心となります。


妊娠・出産を共に二人で…

自分の子供が生まれるという事に関して、男性自身は、体調も・外見も変わる事がありませんから、見方を変えれば、子供を持つという事を自覚する事においては、男性は「ハンディー」を負っている…とも言えるように思います。

赤ちゃんの成長を自分の体で感じることができるという、幸せな権利を得ている女性の方が、少しだけ夫をリードする形で、いい関係を築きながら、共に新しい家族を迎える準備を進めていくとよいのかもしれませんね。