赤ちゃんがニコチン中毒に!? タバコが女性に及ぼす健康被害とは?


タバコを吸う女性公共スペースやレストラン・カフェなどで、タバコが吸えるスペースはどんどん少なくなっています。スモーカーにとっては、なかなか厳しい時代になってきました。自治体をあげて、禁煙キャンペーンに取り組んでいるところもあって、全体的なタバコの売上も下がる一方だとか。

それにも関わらず、限られた街角の喫煙コーナーや「喫煙OK」のカフェなどでは、タバコをくゆらす女性のスモーカーの数は、以前より増えている印象がありませんか?実際、男性の喫煙率が年々減っている中、タバコを吸う若い女性の数は上昇傾向にあるとか。お友達と話しながら一服。コーヒーと本を片手に一服。色々考えながら一服…。女性だって、タバコを吸わなきゃやってられない事もある…でしょう。

喫煙理由は男性と同じ。ストレス解消、気分転換、何となく口寂しいから…などなど。でも…女性スモーカーには、男性スモーカーとは違う、女性ならではの健康被害がある事を、気に留めておきたいものです。


喫煙とお肌の関係

若い女性を対象にした調査によると、女性が考える美しさのポイントは、3位:内面の美しさ、2位:体型、そして1位:肌の美しさ…という結果が出ていました。好感度ランキングで常に上位にはいる、女優の綾瀬はるかさん。彼女の圧倒的な肌の美しさが、高い好感度に大きく寄与しているのは間違いありません。10代・20代の若い女性に限らず、お肌の調子というのはとても気になるもの。お肌の具合がよいと、化粧乗りや化粧もちがよくなり、顔色もよくなり、気持ちまで明るく、前向きになれる…。
でも、その逆だと何となく全てがブルーに感じてしまう…。だれしもそんな経験があるでしょう。

残念ですが、喫煙は美しい肌を保つためには、マイナスでしかありません。というのも、肌の健康状態には、ホルモン分泌や血液の流れが大きく関わっており、タバコを吸うと、ホルモンバランスが崩れたり、毛細血管の血流が悪くなってしまうのです。更には、美肌作りには欠かせない、とされている「ビタミンC」をも壊してしまうことが報告されています。つまり、喫煙を続けると、サプリメントでいくら「ビタミンC」を補給しても、その努力が報われないことになってしまうのです。

若いころから長い間喫煙を続けると、肌荒れのみならず、後年、シミ・しわの増加に繋がってしまうことも確認されています。


喫煙と女性のからだの関係

喫煙が、癌にかかるリスクを高める…という事は、よく知られる所で、これは性別には関係がありません。しかし、女性は男性とは違ったホルモンバランスがありますし、特に妊娠・出産を望む場合には、女性特有の健康被害についてきちんと知っておく必要があります。

結論から言えば、これまで喫煙を習慣化していた人も、妊娠・出産を希望している・或いは、既に妊娠をしている場合は、喫煙を控える事が望まれます。母体への影響に加え、赤ちゃんにも様々なネガティブな影響が及ぶことが報告されています。
例えば…
子宮外妊娠をしやすくなる
早産や自然流産、未熟児が生まれる確率が高くなる
胎児の知能発達や、身体の成長へのマイナスの影響を与える…等など。


赤ちゃんがニコチン中毒に!?

赤ちゃんは、母乳を通じ様々な栄養分を摂取しますが、授乳中のママが喫煙を続けていた場合、母乳を通して、赤ちゃんには栄養分と共に、タバコに含まれているニコチンも届いてしまいます。母乳の中のニコチンは、血液中の数倍に濃縮されており、大量のニコチンを赤ちゃんが摂取してしまうと、最悪の場合赤ちゃん自身がニコチン中毒になり、夜泣きや機嫌の悪い原因が「ニコチン切れ」の症状の為だった…というショッキングなケースも報告されています。

男性と同じように、ストレス社会の中で頑張る女性が増える中、つかの間のリフレッシュ効果を求めて、一服する気持ちに共感する人は少なくないと思います。でも…やはり女性の体はデリケート。自分のために、そして赤ちゃんを望む人は将来のベビーのためにも新しい年が始まった今こそ、禁煙をスタートさせるいいタイミングではないでしょうか。

~次回は、最近注目され始めている「マインドフルネス」という心理療法を用いて禁煙に成功した女性のお話を紹介したいと思います。