不妊症のリスク|不妊症になりやすい女性、男性


不妊症リスクを見直してみましょう不妊症とは、2年間避妊をせず通常の夫婦生活を行っているにも拘らず妊娠をしない状態です。しかし、イギリスやアメリカでは、1年と設定されているように、2年間という日本の不妊症定義期間は、目安としては些か長すぎます。

強く妊娠を望むカップル、一般的に加齢は妊娠にマイナスに働く事を勘案すると、特に高年齢カップルの場合は、もっと短い期間で~例えば6ケ月を目途に~判断し、受診し、不妊症かどうか早期に確かめる方が得策でしょう。様子見をしている間にも、時はどんどん過ぎていきます。不必要に悩んだり、不安に苦しむ期間を短くし、必要であれば、適切な治療を早期に開始しましょう。

では、どのような人が不妊症になるリスクが高いのでしょうか? 日常生活を何の問題も無く過ごしている人でも、不妊症のリスクを潜在的に抱えている場合もあります。不妊症観点から、過去、現在をもう一度見直してみましょう。今日は、不妊症になりやすい人の特徴について説明をします。

不妊症リスク要素 女性

月経周期に異常がある、月経量が多い・少ない、月経期間が長い(8日以上)・短い(2日以内)、月経の痛みが強い等…月経に関して気になる事がある女性は、子宮に関する障害の可能性があり、不妊症のリスクが高いと考えられます。

また、以前に性感染症や骨盤腹膜炎だった場合は、卵管に障害の恐れがあり、やはり不妊症のリスクが高いと考えられます。

健康診断で、子宮筋腫・子宮内膜症の指摘を受けている場合についても不妊症のリスクを警戒すべきです。

不妊症リスク要素 男性

男性の場合は、子供の頃のヘルニアや、停留睾丸の手術が、精子を運ぶ管が詰まったり、精子の数が少なくなる原因になるケースがありますので、当該の人は不妊症の検査を受けましょう。

おたふく風邪の際の高熱、睾丸炎により、精子を造成する能力が低下する場合があります。子どもの頃にがん等の治療を受けている場合は、精子をつくる力が極端に減っている場合があります。

大人になってからの病気としては、糖尿病は要注意です。軽度の場合には勃起障害や射精障害と言った性機能障害、病気が進行すると、精子をつくる力そのものが低下します。

上述したとおり、不妊症とは、一見関係のない過去の事象、現在の状態が、不妊症のリスク因子となっている事がありますので、これまで経験した病気・疾患、現在の体の状態、最近の健康診断の結果等から、各々の不妊症リスクの程度をレビューしてみましょう。思い当たる事がある、不安に思っている事がある等の時は、早めに医師に相談をする事が重要です。