生活リズムと「時差ボケ」の関係


jisaboke時差ぼけは海外旅行の時や生活リズムが乱れがちな時にみられる症状で、変則的なシフト勤務や不規則な生活でも起こります。
サマータイムを導入している国で時差ぼけを理由に廃止の議論が起こるほど、社会問題化している「時差ボケ」。普段の生活のいたるところで発生するかもしれない可能性があるのです。

世界初!「時差ボケ」の研究結果とは

今回、時差ぼけ回復にかかわる神経細胞の働きが見つかったと発表されました。この研究は、岡山大学の吉井大志准教授とドイツのヴェルツブルク大学の研究グループが、6年にわたって調査研究したもので、キイロショウジョウバエから時差ボケにかかわる神経細胞を発見したのです。タンパク質の一種であるクリプトクロムがこの神経細胞にある場合、時差ぼけから早く回復することが世界で初めて明らかになったのです。

 

いつか時差ボケはなくなる?

時差ぼけは体内時計が新しい時間に再び同調する過程でおきるもので、体内時計を持つ生き物に普遍的な現象です。今回実験で用いたキイロショウジョウバエは早く時差ぼけから回復することが知られていました。そして、ヒトの概日リズムとキイロショウジョウバエの概日リズムはよく似ているのです。この研究結果がヒトに応用されて時差ぼけを抑制する方法が開発される可能性があるのです。

 

参考:
岡山大学プレスリリース『時差ぼけ回復に関与する神経細胞を発見』
www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id298.html